20年前のシリコンバッグを取り出して、お腹の脂肪でコンデンスリッチ豊胸

本当に寒いです。

冬です。

一体どうなっているのでしょう。

あんなに暖かくなっていたのに・・・・

幸い昨日の4月1日は晴れていましたので、フレッシュマンたちにとっては最高の初出社日となったことでしょう。

山あり谷ありの社会生活ですが、初心を忘れず思いっきり頑張ってください。

 

さて本日の患者様は北海道からおこしの57歳の主婦の方です。

20年前に東京の病院でシリコンバッグによる豊胸手術を受けました。

脇の下を切って手術しました。

「一生大丈夫だからね。」

とドクターは言っていましたが、手術後1か月ほど過ぎたころからバッグが上のほうへずりあがってきました。

しかも、日を追うごとにかたくなってきます。

クリニックへ電話すると

「よくマッサージしてくれれば治ります。」

の一点張り。

しかしどんなにマッサージしても改善の兆しすら見えません。

 

そうこうするうちに仕事や家のことが忙しくなりそのままにしておきました。

 

ただねんれいもあがってきて乳がんなどの検診で病院へ行く機会もふえてきましたが

この胸の状態で検診をうけることには大きな抵抗感があります。

 

そこで思い切ってシリコンを取り除くことにしました。

しかし、ただ取り除いただけではバストが萎んでしまいますから、新しい脂肪注入なら安全と判断して

はるばる当院へのご来院となりました。

 

ありがとうございます。

 

早速診察させていただくと、バストはかなり可哀想な状態です。

ずり上がってカチカチになっています。

これでは検診はおろか温泉に行くことも憚れるでしょう。

幸いお腹の脂肪もタップリすぎるほどついていますので

本当に一石二鳥のボディメイクになります。

 

 

タップリすぎるほどの脂肪です・・・・

たるみも多いのですが

ベイザーなら大丈夫。

バッチリ引き締まります。

 

こういうたるんだ皮膚にベイザーは絶大な威力を発揮します。

 

注入に必要な脂肪はすぐに確保できましたが、ここからさきは純粋にベイザー脂肪吸引のみです。

 

薄くなりました。

これはあまりのしぼうの一部です。

 

いいコンデンスリッチ脂肪です。

つぎはバッグの取り出しです。

 

すでに内部のシリコンバッグは劣化して黄色く変色してやぶけていました。

これがとりだしたシリコンバッグの残骸です。

あとはバッグの入っていた部分を洗浄して漏れ出したシリコンが残らないよう徹底的にお掃除します。

 

そしてコンデンスリッチ注入をして終わりです。

大変でしたが無事終了です。

 

お疲れ様でした。

思い切って取り出してよかったです。

もうバッグが破損して漏れ出していたのですから一刻の猶予もありませんでした。

これで大丈夫です。

 

シリコンにたいに極端に大きくすることはできませんが

自分の脂肪であるという安心感は何者にも代えがたいものです。

何か心配なことがございましたらいつでもご連絡ください。

 

 

ところで

例の写真のつづき・・・

 

ワォ、素晴らしい!

もうすぐ・・・・・・

  • 2013年04月02日
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