プロテーゼ豊胸の修正

最近、他のクリニックでプロテーゼ豊胸を受けた方の修正手術が続いている。


当院ではプロテーゼを挿入した傷から再び抜去する。


胸の下や乳輪のあたりの切り口だと楽だが、脇の下のしかもかなり遠くを切ってあると大変である。


さらに最近はやりの表面がザラザラなコヒーシブシリコンだとさらに大変さの度合いがアップする。


術中は患者様は痛がらないが、手術している私の手は非常に痛くなる。


傷を最低限度にするよう、前回の傷よりさらに小さく切開から指をいれてなんとか取り出すのである。


指の感覚がだんだん無くなってくる。


しかし、スポッとプロテーゼが抜けた瞬間、患者様は一様に大きな息を一つついてから「あー、スッキリした」と喜ばれる。


この一言だけでもプロテーゼというおおきな異物が自分の体に入っているということがどれだけ肉体的にも精神的にも負担になっているかがわかる。


脂肪注入でプロテーゼのように不自然に大きくはできない。


しかし自分の脂肪であるという安心感は何物にも代えがたい。


脂肪注入のみを専門におこなってきて、よかったと思う瞬間である。


 

  • 2008年06月20日
  • post