バストの修正手術

おはようございます。

朝起きると

鈴虫が鳴いていました。

ということは

もう秋?

まずは

バストの修正手術から。

35年前にわきの下からシリコンプロテーゼをいれて

バストアップされたご婦人。

わざわざ遠方からお越しいただいた。

早速診察すると

シリコンが上のほうへずれて

カチカチ。

これでは健康診断も受けられない。

だから

プロテーゼを取り出して

同時に脂肪注入で形を整える。

まずは脂肪吸引から

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お腹の脂肪もかなり気にされていたので

根こそぎ脂肪吸引

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次は

現在入っているプロテーゼの取り出し

わきの下から気をつけて進む。

プロテーゼが指に触れた。

でも

感触がおかしい。

プロテーゼにちょっとでも力を入れると

ボロボロちぎれてしまう。

内部のシリコンジェルも

黄色の変色している。

これはまずい。

作戦を変更し

プロテーゼの入っていたスペースに

大量の水を入れながら

洗い出しながら

ゆっくりと少しずつ取り出す。

逆側も

全く同じ状態。

普通の倍以上の時間をかけた。

取り出したプロテーゼの写真を

お見せしようかと思ったが

ボロボロでシリコンと混じりあって

撮るようなものが残っていない。

でも

よく今まで何もおこらなかったものだと

驚いてしまう状態であった。

このような症例を見ると

やはり異物を使ったほう今日手術は

行うべきでないと思ってしまう。

今のプロテーゼは大丈夫。

と言っても

昔から

「今のプロテーゼは一生大丈夫」

と言われていたのだから

将来のことはわからない。

やはり

自分の脂肪に勝るものはない

と確信した1日でした。

  • 2011年08月03日
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